卒業メッセージ
清水 隆寛さん
早稲田大学
早稲田大学 創造理工学部
関東学院六浦で過ごした日々は、常に充足感で満ち溢れたものでした。学業面では、先生方の明瞭でわかりやすい授業や、ICT機器の効果的な活用によって常に探究心を持ちながら学ぶことが出来ました。中でも英語は、中学入学時は英語の得意な友だちが多かったこともあり、苦手意識の強い教科でした。しかし、繰り返し丁寧に、ユーモアも含めて指導して下さる先生方のおかげで、次第に英語に対する苦手意識も薄れていき、自分でもChromebookを活用しながら英語を学んだことで、いつの間にか得意教科にすることが出来ました。部活動では野球部に所属し、試行錯誤しながら、チームメイトや顧問の先生方と共に勝利をめざして努力することで、勉強だけでは学べない大切なことを得ることができました。さらに、生徒会や委員会の活動を通して、行事に主体的に関わり、企画・運営する能力を高めることができました。
たくさんの経験を通して、自分を大きく成長させてくれた関東学院六浦を選んで本当に良かったと思います。
渡邊 岳裕さん
University of Hawaii at Manoa
University of Hawaii at Manoa
My name is Takahiro Watanabe. I am a student at the University of Hawaii at Manoa (UHM) pursuing a Bachelor’s degree in Arts (BA degree). I am majoring in Communication, and my educational goal is to get a Master’s degree in communication from University of Hawaii at Manoa graduate programs. I moved to Oahu island in Hawaii in May, 2019. I had studied at Kapiolani Community College (KCC) for two years and graduated from KCC last year with an Associate degree in Arts (AA degree). I am completing my education at UHM next semester and transferring to graduate school with merit scholarships. I will share my experiences in Hawaii and thoughts about studying outside of Japan in this paper.
There are, of course, pros and cons of studying abroad. Some of the positive aspects of going overseas are that we can not only acquire language skills but we also experience cultures, we can interact with people from different backgrounds, and we have priceless experiences. We are able to learn English and communicate with people in English while we are in Japan; however, we cannot get skills to get over culture shock in Japan. Facing and handling culture shock makes us stronger. There are a lot of students from different countries on campus. We can see many different perspectives and expand our own. There is a famous phrase “You only live once”, and we cannot buy experiences. Studying abroad allows us to spend a couple years living a life which not a lot of people cannot do. In addition to these, there are some advantages in choosing Hawaii; we are less likely to face discrimination, we experience great nature, and there are many Japanese communities. The reason of less chance of discrimination is because there are many ethnicities on the islands, and Asian is a major group. I have only faced a discrimination once in my time in Hawaii. Hawaii is one of the safest states in the United States. I was not interested in nature when I was in Japan, but I am now a huge fan of it, especially views. There are a number of beautiful and attractive spots to visit on Oahu. There are also many Japanese communities in Hawaii so that we can find housing, jobs, cars, and activities through these communities. This is very helpful for those who have never experienced life abroad. On the other hand, relying Japanese communities can be a negative aspect of studying in Hawaii. Sharing information and conversing in Japanese is easy and quick, but it will not not improve your language skills. Also, living in Hawaii costs a lot of money since restaurants, tuition, cost of living, and service fees are more expensive than in Japan. What we can do to avoid or reduce the negative effects is to try to cook meals instead of buying food imported from Japan. There is a huge cost difference between people going out for dinner and lunch every day and people cooking themselves. Moreover, we can reduce the cost of tuition by getting a good GPA to be qualified for merit scholarships. There are many Japanese students on campus, and it is pretty common to have Japanese students in your group or community. My advice is to have at least one student or friend who does not speak Japanese in your group to easily make an environment where you need to use English. These behaviors allow you to reduce the negative impacts of studying in Hawaii.
Next, I, personally, changed a lot through life in Hawaii. I was just going back and forth to school when I was in Japan. My parents did the essentials, such as earning money, and doing chores while I studied. In Hawaii, I learned how busy my parents were after living by myself. Thus, I am very grateful to people who support me like my parents, friends, and teachers in KGM. Plus, I grown into a man since I study hard during semesters, keep motivating myself, and plan ahead to handle my tasks. Managing what I had to do was extremely hard, and things never went as planned at first. Yet, I got used to it, and it is my standard now. Thus, I was changed in a positive way through life in Hawaii.
Ultimately, what I want to tell you the most is that you should try to find what you really want to do and work hard to reach the goals you have established. Even though getting advice from others is crucial, you are the only one who makes your decision right or wrong. Some people told me that going abroad to study English at eighteen was late. They said that studying in Hawaii is less effective as well. Furthermore, they say that we can learn English while we are in Japan. I do want them to check my academic status. I get a higher GPA than local students and native speakers, I belong to an honor society (Phi Theta Kappa, also known as PTK), and I even have a high possibility of studying at a graduate school with a scholarship. Any small interests, such as cultures, sports, language, food, and music can be a trigger to study abroad. Therefore, I highly recommend you to consider being a global person.
二本木蓮さん
青山学院大学
青山学院大学 理工学部
私は関東学院六浦で小中高の12年間を過ごしました。小学生の頃から英語に触れてきましたが、当時の私は英語を学ぶ意義や目的意識を見い出せず、主体的に取り組もうとする気持ちが弱かったように記憶しています。
しかし、中学生になってGETの先生たちと一緒に英語を学ぶようになると、先生たちの言っていることが少しずつ理解できるようになり、気がついたら英語が得意科目になっていました。
高校生になってからはGLEコースに在籍し、より実践的な英語を学びました。高校1年の冬にはフィリピンへ2ヶ月の留学を経験し「英語を軸とした生活をしている世界」を肌で感じることができました。私は理学系の学科へ進学しますが、六浦で身につけた英語力を社会に出ても生かしたいと思っています。
英語については、学ぶ環境によって得られるものが大きく変わると思います。六浦の素晴らしい環境で、みなさんも語学力を磨いてみませんか。
中村珠希さん
学習院大学
学習院大学 文学部
私は高校から関東学院六浦に入学しました。ほとんどが内部生の中でうまく打ち解けられるか、入学前は不安が大きかったことを今でも覚えています。
ですがその不安は一瞬にして払拭されました。それは、優しく話しかけてくれたクラスメイト、いつも気にかけてくださった先生方がいたからです。そんな温かい人たちがいる六浦で学びを深めることにより「私」という人間を成長させることができました。
特に入学前の私は、挑戦することを恐れ、消極的になってしまう面がありましたが、先生方がしっかりと支えてくださる「挑戦しやすい環境」であったため、本当にやりたいことを妥協せず積極的に行動することができました。
また、吹奏楽部部長として部員をまとめ、部活をより良いものにするために尽力した経験は私の人生の財産です。高校生活の約半分は新型コロナウイルスにより多くの制約がかかった状況下でも、前述のように自身を成長させられたことや価値ある経験をできたこと、本当に嬉しく思います。
六浦での経験を忘れずにこれから先、多くのことに挑戦し自らの視野を広げていきたいです。
北川 アリシア 路子さん
University of Oregon
University of Oregon Global studies 専攻
関東学院六浦は私にとってより良いGlobal Citizenになるための元になったと言っても良い環境を築き上げてくれました。父がアメリカ人、母が日本人という理由もあり、幼い頃から英語との接点はあったものの、中学校に入るまでは日常言語に加え、小学校での英語で周囲との比較の中では得意にしていました。しかし、入学時からさらに抜き出た得意科目にしたいと考えるあまり懸命に英語の問題集、そして自分自身でかけていた猛烈なプレッシャーと毎日戦っていたように思います。そういったプレッシャーの中でも、一番理解してくれサポートしてくれたのは母と英語科の先生方でした。
中学3年次の前期に父がオレゴン州へ引っ越す事になりました。私自身、米国の大学へ進学することに興味があった為、丁度一年後に現地の高校へ転校しました。現地の学生の様にSAT(大学適性試験)などを受け、大学受験をする事も検討しました。しかし、これまで私の為に沢山のサポートをしてくれた両親、祖父母、そして自分自身の為にも日本の高等教育を修了することを決意しました。
まわりの同級生が国内大学への受験勉強を頑張っている中、私は海外大学への進学準備をしていました。しかし、関東学院六浦は、生徒たちの進路指導において「卒業後どの道に進み、どの様な人材になりたいか」という視点が強いと思います。生徒がどの様な選択をしても、一緒に考え、進路実現のためにサポートしてくださる先生方が多いです。私もたくさんのサポートを受け、無事に海外大学への進学が叶いました。
今は、中学・高校時代にたてた目標である『世界を股にかけて国際機関で働き、様々な国の人と出会い、学び合う』ことを実現するために、University of Oregonへ進学し、Global studiesを学んでいます。今の自分がここまでたどり着けた理由には、お世話になったたくさんの先生方、そしてまわりで学業・精神面をサポートしてくれた方々のお陰であると強く感じています。「関東学院六浦」という環境で6年間を過ごせたことに心から感謝しています。
フリーマン 茉由佳さん
De Anza College → San Jose State University
De Anza College → San Jose State University
「高校を卒業した私は、アメリカのシリコンバレーに留学して、そのまま現地での就職を果たして、英語を使いながら世界的企業を相手に毎日働いているよ」
関東学院六浦に入学したての中学1年生の自分自身に、もしそう話しかけられるなら、その頃の私は一体どんな顔をするのか、想像することがあります。
在学中に英語科目が得意になり、大学受験について真剣に考え始める時、海外の大学に進学するという選択肢があることを英語科の先生から知りました。ごく一般的な日本人として育ち、それまで特に海外経験がなかった私には、衝撃的な選択肢でした。日本国内の有名大学を目指すという一般的な道筋から逸れて、海外へ挑戦することには未知の恐怖を感じました。しかし、在学中に実用的な英語を学べたことや、海外出身または海外経験のある先生方に親身に相談に乗っていただけたことで、私にとって前代未聞だった海外進学に対して「できるかも。やってみたい。」という気持ちが芽生え、思い切って海外進学に踏み切ることができました。
留学中は語学力、異文化、膨大な量のテスト勉強や課題、周りとの激しい競争など、日本にいた頃には想像もできなかったような分厚く高い壁が何度も現れました。そんな壁が目の前に立ち塞がった度、四苦八苦しながらも何とか壁を乗り越えられたのは、留学を応援してくれた家族、学校の先生方や友達がいるのを思い出せたから、そして在籍中6年間所属した吹奏楽部で、仲間と助け合いながら長期的に何かに打ち込む経験があったからだと思います。
関東学院六浦に行かず、海外に出る決断をしていなかったら、今私が送っている刺激的な生活や、世界中どこでも働いていけると思える自信は手に入らなかったことでしょう。世界に向けて広がった視野や、新しい何かに挑戦する勇気、周りと助け合う力、そしてたとえ困難があっても自分には乗り越えられると思える自信など、ただ勉学にはげむだけでは身につかないスキルを手に入れた場所。それが私にとっての関東学院六浦です。
山田 紗那さん
中原大學
中原大學 電機資訊學院 資訊工程學系 (台湾)
私は幼い頃から英語に触れて育ち、将来は留学して色々な国の友達を作り、交流してたくさんの経験をしたいと思っていました。
関東学院六浦中学校へ入学したばかりの時に、先生から台湾の大学へ進学する道があることを聞きました。それから、中学1年と2年の時にはセブ島語学研修へ、中学3年の時にはカナダ研修や台湾研修など多くの研修へ参加しました。高校生になってからは、1年間のカナダ・バンクーバーへの留学を経て、「外の世界を見ることの大切さ」を改めて知ることができました。海外研修では、日本との文化の違い、日本人との性格や考え方の違いなどを学びました。特に、同じアジアにある台湾でも、人々の性格や生活に大きな違いがありました。また、現地でできた友達とは、留学や研修が終わった後も連絡をとっています。私はずっとヒップホップダンスをやっているので、ダンスを通じてできた友達もたくさんいます。
カナダに留学しているときにICTの授業を取っていて、その重要性をすごく感じました。関東学院六浦では、中学生からICTに触れることが出来たので多少はついていけましたが、それでもレベルの違いをすごく感じました。同級生の中にはすでにプログラミングができる人がいて、驚きました。私は進路として、情報工学を学ぶことにしました。せっかく学ぶなら、情報工学の教育のレベルが高い台湾へ行こうと決めました。カナダから帰国後、すぐに中国語の勉強を始めました。当時、学校には台湾からいらした英語の先生がいらっしゃったので、色々と相談に乗ってもらい本当に助かりました。
私の6年間がとても充実していたのは関東学院六浦にいたからだと思います。他校の友達から学校のことを聞くたびに、関東学院六浦ほど海外の文化に触れる機会がたくさんある学校は他にはないと思いました。これからは、関東学院六浦で学んだことを糧に色々な世界を見ていきたいと思っています。大学では情報工学科を専攻し、様々なプログラミング言語や情報処理の技術を身につけたいと思っています。さらに、私が進学する大学には、在学中に別の国へ短期留学ができる制度があるので、機会があれば行ってみようと思っています。
谷村 宝さん
中國文化大學
中國文化大學 韓國語文學系 (台湾)
関東学院六浦で過ごした私の学生生活は一生の宝物になりました。たくさんの友達に出会い、たくさんの人に支えられ、毎日学校が楽しくて、学校が大好きでした。中学1年生からの外国人の先生による英語授業を受けたことで、英語を学ぶことがとても楽しく、英語を大好きになりました。そして、ラグビー部でのニュージーランド遠征に参加して、海外でホンモノの英語に触れたことをきっかけに、中学3年生のときから「高校生になったら1年間の長期留学に行く」ことを決めました。その1年間の留学が高校卒業後の進路に対する私の考えを大きく変えました。英語だけでなく中国語の大切さに気づき、英語も中国語もどちらも学ぶことの出来る環境=台湾の大学への進学することを決めました。ラグビー部に入っていたこともあり、語学の勉強と部活の両立は大変でしたが、部活の仲間、顧問の先生、担任の先生に支えられて、自分の夢を叶えることができました。
関東学院六浦で6年間過ごして経験したことを武器に、将来は世界へ大きく羽ばたきたいと思っています。大学では韓国語学科を専攻し、日本語・英語・中国語・韓国語の4カ国語を自分のものにし、大きく成長したいと思います。そしていつか自分に子どもができたとき、私の楽しくて幸せだった関東学院六浦での学校生活の話をたくさんしてあげたいです。
佐山 智花さん
中央大学
中央大学 国際経営学部
関東学院六浦での6年間で、私は消極的な自分から積極的な自分へ変わることができました。中学校に入ってすぐ、英語の外国人の先生と話す機会がたくさんあり、今まで全く興味がなかった英語が好きになりました。そのことがきっかけになり留学をしたいという気持ちが日々強くなり、中学3年生の時にカナダへ短期留学をしました。
帰国後は、学校で行われるたくさんの国際交流の場に参加しました。多くの外国の方々との交流を楽しみましたが、せっかくの機会も自分から積極的に飛び込まないと無駄にしてしまうことに気づき、高校生の時は英語のディベート大会へ出場したり、子どもたちに英語を教えるボランティアへ参加したり様々な経験をしました。学校外での活動の機会が増えたことで、様々な考えを持った人たちに出会うことができました。
私は、6年間をこの環境での中で仲間とともに歩むことができたことはすごく価値のあるものだと思っています。六浦中高での経験を経て、大学で学びたいこと、自分の課題を見つけることができ、関東学院六浦に通うことができて本当に良かったと思っています。
上石 牧人さん
慶應義塾大学
慶應義塾大学 総合政策学部
英語が得意科目であった私は、英語の力を強みにして大学受験を乗り切ろうと考えました。そこでまず始めたことは、英検やIELTSといった英語の検定試験への挑戦でした。関東学院六浦には、さまざまな英語検定試験の指導に長けた先生方が多くいらっしゃいます。また、外国人の先生方が高度なスピーキングやライティングの指導をしてくださいました。IELTS講座で先生方のアシスタントとして後輩達に英語を教えた経験は、自分の英語力向上に大きな自信を与えてくれました。
六浦での環境があったからこそ、自分の進路を切り拓くことができたと感謝しています。